10月後半頃からあまり調子が良くはなかったのだけど、ここ1週間は特に調子が悪かったです。11月1日〜3日ぐらいまではそれでも「なんかやろう」ともがいていたのですが、何も出来なかった現状を鑑み「これは駄目だ」と考えを改め、回復に専念することにしました。
実を言えば、その後も悪化をたどり5日は体調が悪すぎて出社を断念した程でした。なんとかリモートワークで業務をこなしつつも、ストレスが掛かる状況が2,3重なり最後は少しバーンアウトしてしまいました。
19時にはラップトップを閉じ、家族に申し訳ないなと思いながら寝込んでしまいました。6日現在、徐々にではありますが回復の兆しが見えてきました。
メンタル不調に対する諦念
何度となく調子の良い時と悪い時を繰り返し続けてきたことから、どうしようもなくなったら「食う、寝る、歩く」で回復に専念するしか無いことを、嫌という程思い知らされてきました。
正直に言えば、治らないことに対する焦りや、自己嫌悪みたいなものを感じないわけではありません。でも、自分を責めたところで、この状態が改善するわけではないですし、むしろ悪化するであろうことは容易に想像が付きます。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。また、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になりますうつ病|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
と厚生労働省が定義しているように、脳が正常に働かなくなっている状態なのだから、気合いや根性でどうにかなるようなものではないし、ましてや「甘えている」などと自分を責め立てることなどまったく意味がありません。
頭では理解していても、焦りや自己嫌悪は完全に消し去ることは出来ません。
去年の秋口に毎日が辛くて、眠れなくなったり、涙が止まらなくなったり、動けなくなって寝込んだり・・みたいな状態からは、自分の職場環境も自分のステータスも確実に改善しています。今の不調など、去年の日常です。
自分の不調を「あぁ、調子が悪いんだな」とただそのまま捉え、意味づけすること無く「調子が悪いなら休めば良い」と思えれば良いのですが、それが中々難しい。
それでも、この病気とも1年以上の付き合いなので、段々と「調子が悪いときはしゃーない、休もう」と切り替えられるようになってきた様にも思います。駄目なときは何をやっても駄目なんだから、諦めて休もうという一種の諦念です。
この病気と付き合っていくにしても、寛解して再発を防止するにしても、僕は自分の身体や心とよく対話し、無理を避けて生きていく術を学ぶ必要があります。僕が「しゃーない」と諦め、休もうと考えた時、他人になんと言われ/思われようが、自己嫌悪に陥ろうが、僕は休む必要があるのです。
理由を求めることの無意味さ
もう一点、メンタル不調の理由を求めることはあまり意味が無いなとも思います。
とかく人は理由や動機を知りたがり、メンタルの調子が悪いときにも、不調に陥った”メンタル”に対して人格を与え、何故不調に陥ってしまったのかとその動機を探してしまいます。
もしかすると、エライ先生であれば、明確に原因を特定してくれるかも知れませんが、僕には今のところ法則性らしきものが見えていません。
ストレスの強弱については、調子が良いときは多少のストレスがあってもなんともないのですが、ストレスをそれほど感じていないときにも、調子が悪くなることはままあります。
明確に理由が分からないときには悶々と悩んでしまい、余計に気分が滅入ります。なので、僕はメンタル不調というのは「通り魔的なもの」だと考えています。時々理由も無くふらっとやってきて、こちらの状況や心情などおかまいなしに襲ってくる。
「そういうもんやから、しゃーない。」と僕は思うしか無い。たまたま、今調子が悪くなってもうて、しゃーないから休むしかない。そういうもんなんやろうなって。
最後に
まだまだこんな感じですが、段々と諦めが付いてきた感もあります。早く治って欲しいと願うこともやめました。今の状態はBESTな自分からほど遠いのではなく、今の自分が常にBESTだと思う様に生きていきたいと思います。(この先良くなる保証もないしね😊)
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