気がついたら今年40になる年です。流石に次の誕生日を過ぎたら「アラフォー」から「40代男性」になろうかと思います。
色々思うこともありまして、これからどうしたモノかと将来の計画を練ってみたのですが、後10年経ったら50歳、15年経ったら55歳(役員とかじゃないなら定年)やんということに気づき驚愕しています。今更ですが。
気がつけば40歳になるまで、結局の所「何者」にもなれなかったなと。
いや、何者かになる努力をしていたかというとすこぶる怪しいのだけど、仕事はまぁ頑張ってはいるけれど社会的に何か知名度があるかと言えばそうでもない。ブログもYoutubeも実に中途半端なポジションなわけですが。
でもね、なんだかんだ僕はパパになってそれなりに親やってるし、ブログやYoutubeも見て下さってる人がいるし、仕事だって会社の外の人は知らなくっても結構すごいことやってるんだよって胸張って言えるかなとは思っています。
決して有名人でもないし、セレブでもないし、何か凄い特技があるわけでも見た目がいいわけでもないけれど、とりあえず立派に社会人として親として生きているんだから御の字やん、と。
疲れ果ててぶっ倒れたり、たまったストレスを発散するために焚き火しにいったり、今だってどうしようもない理不尽を飲み込むために、午後休をとってスカイスパのサウナに来て頭を空っぽにしてきたところだけど、僕は十分に頑張ってきたし、頑張っている。
残念ながら僕は「何者」とやらにはなれなかったのだけど、それでも毎日頑張って仕事して、立派に家族持って、ちゃんと生活もできてるし、ブログやらYoutubeやらも好きでやってて読んでくれたり観てくれる人がいて・・十分に幸せなことやと思います。
無いものをねだって不幸を気取るより、僕が既に持っている大切なものに目を向けることにします。他の誰かが僕を指さして笑ったとしても、僕は僕に対して「頑張った。よくやった。お前は立派にベックの人生を生きているぞ」と褒めてやりたいと思います。
今を生きて、現実を生きて、理不尽と戦う全ての仲間達に「あなたはよくやっている!頑張っている!」と言いたい。よく分からない「何者」かになどなる必要はなく、僕らは既に、皆、頑張ってそれぞれの人生を生きている。いや、「何者」も「何者でない人」も、みんな等しく頑張っている。
つまるところ、(まだなってないけど)不惑にしてやっと「何者かになりたい病」を克服することができたので、年を取るのも悪いことじゃないなと思います。僕は何者にもなれなかったけど、良い感じにベックの人生を謳歌できるようになった、ならばそれで良しとしたいと思います。