この一週間は体調が芳しくなかった。
風邪気味で喉が痛く、気だるく、そしてメンタルの調子も悪かった。それも明確なメンタルの不調ではなく、漠然とした将来への不安の様な物。
休職から復帰してから1年と2ヶ月。心療内科のお世話になった方ならご存知かと思うが、別に未だに不調を引きずっているからといって不思議ではない。しかし、人によっては投薬治療を1年もやらない人もいる中で、未だ不調を引きずる自分に焦りを覚えないといえば嘘になる。
いずれにせよ、今週はずっとフィジカルもメンタルもやや不調であった。
不調に如何に向き合うか
こういう時に、焦って何かをするというのは逆効果であることは、長い共病生活の中でよく分かっている。
不調を感じるなら、なるべく日々を省力化する。仕事はなるべく先送りし、早めに切り上げて、早めに寝る。子供に晩ご飯を作ってあげねばと言う後ろめたさをかなぐり捨てて、レトルトカレーで済ませてしまう。
アウトプットがどうのとか、運動がどのうとというのも考えるべきではない。回復が何よりも最優先であり、そのために全てに優先するのが睡眠である。
メンタル不調に対して「寝る」以外に有効な手段と言えば「散歩」と「書き出す」ことぐらいしか僕は知らない。
とりあえず、日の光を浴びて歩けばセロトニンは分泌されるし、悶々と悩むよりは文字にしながら悩む方が短期記憶容量不足が原因の無限ループは避けられる。
Twitterで「これガチ」とか言って10個ぐらいメンタルが強くなる習慣とやら(のコピペ)を呟いているアカウントがいるが、寝言を衆目に晒すのは恥ずかしいから止めた方が良いと思いながら、アカウントやキーワードをミュートしている。
僕が過去の僕にアドバイスするならこうだ。
・うまいもん食って、風呂入って、寝よう
・夜も休日も何も予定をいれずに、休もう
・何かやる気力が湧いたら、散歩しよう
・不安が拭えないなら、とりあえず文字で書き出そう
というか、これが僕の今週の過ごし方であった。
将来への不安がないと言えば嘘になる
今回は微々たる不調であったが、それでも未だに不調を引きずる自分に焦りを覚えないと言えば嘘になる。
今のプロジェクトが終わるまで後半年、今はかなり力をセーブして、かなりの裁量を持ってやれているが、それも永遠には続かない。そろそろアクセルを踏み込んでいくべき時期なのかもしれない。
今のコンディションで果たしてこの先もやっていけるのか、悪化してしまうのではないか、というか半年後僕は一体何をしているのか、どう貢献できてるのだろうか。
うんうん、そりゃ悩むよねー。
でも、人生思った通りになることの方が珍しいし、不安に思っていたことは結局起こらないことの方が多い。なるようになるし、ならんかったら諦めたらよろし。
はじめて心療内科に行ったとき、休職の決断をしたとき、僕は何かを諦めた。それは他人の評価や出世ゲーム的な何かだったと思うが、失った物はその程度のモノである。(当時はこの世の終わりぐらいに思ってたけど)
今の自分は、これまで積み上げた知識と経験とスキルを駆使してそれなりに働けてるし、職も給料も失っていない。家庭もすこぶる平和であるし、趣味の時間もちゃんとある。
人生なるようになってきたし、Let it beやし、that's all rightやんかと。
そうやってウジウジ悩むのも自分やし、そうやって生きてきて何とかなってきたのも自分の人生。悩むのはシャーナイ、でも、何とかなるから大丈夫。It’s my life!
最後に
今日からGWなので、しっかり休んでしっかり立て直して、また心機一転頑張り・・・ません!!
ボチボチ生きます、しばらくは。
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