0152：仕事はじめはスロースタートで
思い切って飛び込んで、スロースタートでぼちぼちと
15年も前になるだろうか、客先常駐していたころにプロジェクトを率いていた課長さんが「長期休みの後はミスが多くなるから、張り切らずに徐々に慣らしていきましょう」と言ってくれた。GW、お盆休み、正月休みの度にプロジェクトメンバーに注意喚起されていた。
それ以来、僕は「仕事の再開はスロースタートで徐々に慣らしていく」ことを常に意識するようになった。とても有り難い教えであったと思う。
Twitterを眺めてみると、正月明けの仕事はじめに何らか憂鬱な気分や不安を抱えている方が見受けられた。自分だけではないのだなと思うと、少し気持ちも楽になった。
それでも皆、仕事へと戻っていく。人それぞれ抱えているモノも違うだろうし、憂鬱な気分の理由も違うだろうけど、それでも仕事へと戻っていく。皆頑張っているのだと思えば、何だか自分も頑張ろうという気にもなる。
休みたいとも思ったけど、休めばその分明日の仕事復帰が大変になるなと想い留まった。幸い1月4日はそこまで忙しくはないので、今日一日はゆっくりと貯まっているメールを処理し、事務処理を行い、徐々に仕事に身体を慣らしていこう。
不安に思っていることに飛び込めば、意外にそうでもないことは多い。仕事を再開してみれば何故あれ程憂鬱だったのか分からないなんてことも良くあることだ。だから、こういう時は思い切って飛び込むに限る。
みんな色んな想いを抱きながら、また日常へと戻っていく。だから、僕も勇気を持って不安の渦中へ飛び込もう。いきなりフルスロットルで走らずに徐々に体を慣らしながら、スロースタートを切ろう。
今日という日が、今年という年が、みなさんにとって良きものとなりますように。僕にとっても良きものでありますように。