恥ずかしながらこの年になるまで「早く寝ることは勿体ない」と思っていた節がある。仕事が終わって、家族も寝て、1−2時間ぐらい自分の時間が取れそうなとき、ブログの一本でも、動画のひとつでも出したいと思う。
でも、疲れ果てて、どうにも集中できない。何なら半分寝落ちしながら文章を書いている。端から見れば「疲れてるのに何してんだか」って感じだと思う。
目覚ましなしですっきり起きれる時間は概ね7時間弱、これぐらい寝れば次の日はスッキリ働ける。6時間をちょっと切るとパフォーマンスが下がり、5時間を切ると一日眠気を引きずることになる。
昔は子供に5時にたたき起こされていたのだけど、子供が長じて一人で起きて一人で遊ぶようになり、0時に寝れば問題無く6時間以上の睡眠時間が確保できるようになった。
恐らく、23時ぐらいに寝てしまって、5時半ぐらいに起きて仕事ではない作業を行う方が理にかなっているのだけど、仕事が滞っていると閉店できるのが23時を過ぎたりもするので中々朝方にシフトできない。いや、仕事するにしたって、作業するにしたって夜中やろうと朝やろうと変わらないのは分かっているけども。
ということで、折衷案として「眠い時には無理せず寝る」ことにした。眠気と戦いながら仕事や作業を行っても生産性は上がらない。仕事を終わらせないといけない場合は十分な時間を確保できるように無理矢理早起きをするが、仕事ではない作業の場合は目覚ましすらセットしない。
23時ぐらいに眠たくて仕方ないときというのは、得てして疲れがたまっているか、睡眠負債が堪っている状態である。真っ先に優先すべきは「回復」であって、「作業」はその先にある。「仕事」は緊急度による。
1.回復
2.仕事
3.作業
今の優先順位はこうだ。何を当たり前なことを・・と思われるかも知れないが今までの僕の優先順位は回復が3番目に来ていたのだ。
どこかで「習慣化すればショートスリーパーになれる」と信じていた節もあるし、昔は若くて体力があったので何とかなっていた。40を迎えて無理が利かなくなり、いざという時のために体力を温存しておく必要性を覚えた。
身体が折角「これ以上無理するとたたりますよ」と教えてくれているのだから、素直にそれに従うのが大人というモノ。どうしても終わらせないとマズい仕事でもない限り眠い時にはとりあえず寝る、後の事は明日の自分がきっとよしなにやってくれる。