たまに見かける「QOL爆上がり」という言葉。
特に「●●を買ったらQOLが爆上がりした」みたいな記事や動画が散見されるが、そんなに簡単にQOLが爆上がったら苦労しないぜ・・。
そもそもクオリティオブライフってなんぞや・・みたいな話をし出すと、それだけで1記事書けてしまうし、そういう厳密な定義はWHOにでも任せておいて、個人的に思うQOLが高い状態というのは
仕事もプライベートも充実している
なんならちょっと快適すぎるから「コンフォートゾーンから出なきゃ」みたいな余裕をぶっかましている
趣味などやりたい事が比較的やれている
食事や運動に注意を払う余裕がある
食事がのどを通る、或いはストレスで飲酒量が増えていない
ちゃんと寝れている
自分や家族に病気や怪我がなく、何気ない日常を遅れている
かなと。仕事が多少忙しかろうと、子育てで毎日疲れ果てていようと、それでも心穏やかに生きていられるならそれはもう、QOL満点なんじゃないかと。
公私ともに不安がなく、日々仕事に充実感を覚え、毎日ご飯が食べられて、趣味の時間も持てて、運動をやる余力があり、心安らかに眠れている状態はもう、QOLが爆上がりして高止まっちゃってる状態だよと。
今にして思えば、4年ぐらい前の僕は割とQOL高かったよなぁと。「コンフォートゾーンから出なきゃ、もっと挑戦しなきゃ」とか思う余裕があって、自ら火中の栗を拾いに行ってしまったのだから・・まぁ、若かったのだろう。
別に挑戦したことは後悔はしていないし、あの時の自分の在り方が「QOLが高い」と気づけた事は一つの収穫というか成長だと思うし、今からまたQOLをあげていくべく考え行動すれば良いだろうと。多分、あの時「挑戦」を選んでいなければ、それはそれで後悔を引きずってQOL下がってただろうしね。
大切な事は、よりよく生きたいという願いを諦めないことと、今手元にある「幸せ」を当たり前とか、平凡だとか、つまらないとか思わずに、ちゃんと「幸せ」であると認識し、感謝し、大切にすること。
かつては気づけなかった幸せに気づけるようになった事も一つの成長。そして、今も僕が気づけていない沢山の幸福がそこにあるかもしれないと思えるようになったことも一つの学び。ない物をねだるまえに、今そこにある幸せに気づき、大切にしていける人間でありたい。