身から出たサビではあるものの、週の中頃で完全にメンタルをKOされてしまい、金曜日は久しぶりにめまいと吐き気で中々起き上がれず、出社する気力も湧かず、何とかリモートで仕事をこなしつつ、週末に突入しました。
色々仕事が残っているのは十分承知しながら、この週末は回復に勤しんでいます。今までなら「プレッシャーを右から左へ受け流す」「自分が納得できるまで頑張る」と、何とか立て直し頑張ろうと思っていたと思うのですが・・
と、投稿するほどに心が折れてしまいました。
今のポジションについて1年になる8月まで、或いは仕事の区切りがよい今年いっぱいまでは何とか頑張りたいと思っていたのですが、メンタルのダメージが体調に出てきてしまうと、それどころではないなという想いに駆られました。
とりあえず、今すぐ抜けられるわけではないのですが、うまくソフトランディングできる形を見いだして、なるべく迷惑を掛けない形で舞台から降りる道を選ぼうと思います。
これからについて考えていたタイミングで久々の出会い
割と満身創痍の状態ではありましたが、この土曜日に懐かしい面々と久しぶりに会う予定があったので重たい体を引きずって浅草の地へ。
たちさん、ねざさん、はまさん、じゅっぴー。かつて一緒に東京ライフハック研究会をやったり一緒にイベントをやっていた面々。全員大凡10年近くご無沙汰しておりました。
実際に会って話してみると、順調そうに見えていた裏には色々苦労もあったり、それぞれの苦労が10年分。それでも皆、たくましく生きていて、なんだか勇気を沢山貰いました。
昼の13時から浅草の鈴芳でのみはじめ、途中で場所を水口に変えて約5時間半。
10年ぶりともなれば昔話に花が咲くと思いきや、不思議と話は「未来の事、これからの事」についてが中心となりました。僕もまだ漠然と思い描いていたこれからの展望や夢の話をして、自分でも不思議な感覚でした。
いつの間にか、自分がどうしたいとか、何がしたいとかって事をすっかり置き去りにして、他の人に迷惑を掛けないようにとか、他の人から「あいつは無責任だ」と思われるのがいやだとか、そういう他人軸で物事を考えていたように思います。
「転職してやりたかった事はなし遂げた」
転職してやりたかった事は出来たかという質問に、自信をもってそう答えられた自分の中に、決心にも似た想いがあることに気付きました。
もう少し、区切りのよいタイミングがあったかもしれないし、今のポジションを昨年の7月に引き受けていなければ・・という後悔もなきにしもあらずですが、きっとあの時この決断をしていなければ、きっともっと後悔をしていただろうと。
この9ヶ月間は常に苦しんでいました。何とかしようともがき苦しみ、何度かあった危機的な状況を乗り越えてきました。この挫折にも似た苦しい時間があったからこそ、自分の人生や自分のやりたい事を真剣に考え、ある種の決意に至ることができたのだと思いますし、この経験は一生の財産になる。
笑顔でいるために、幸せであるために
このタイミングで懐かしい面々で語り合ったことはたまたまでしたが、自分にとってはモヤモヤしていた「これからどうするか」について考え、話し、確信に至る奇跡的なタイミングであったと思います。
正直、最初はなかなか笑うこともままならぬ状態ではあったのですが、帰るころにはすっかり笑顔を取り戻していました。
仕事のことですっかり頭が占拠されてしまい、自分の幸せや、自分の夢、自分が笑顔でいるためにどうすべきかを考えられなくなっていたのですが、未来に思考を向けることができたのは本当に有り難かったです。
もちろん、仕事に戻ればまた、心配事とストレスに苛まれることにはなるのですが、とりあえずどうソフトランディングさせ、どう新たな未来への一歩を踏み出すかを考え手を打っていきたいと思います。