ここ3週間、体調は見事な右肩下がり、ダウントレンドを描いていましたが、少し底を打ったかなという感覚があります。
先週末に白旗を揚げて主治医の診察を受け、状況を上司と人事に報告、そこからは色々早く話が進み、今週金曜日ぐらいから休みに入ることになりそうです。(診断書が土曜日に出るので、正式な休職措置はその後かな)
毎日トラブルや他部署からのクレーム、自部門内のエスカレへの対処、特に重要なプロジェクトの状況を把握して問題や課題のモグラたたき、それでもカバーしきれなくて迷惑を掛けてしまった事への上司からの叱責や他部門町からの苦情。この9ヶ月間、心安まる日は1日もなかったように思います。
先週体調がヤバい間になるべく配下メンバーに仕事を割り振っておいたことも幸いし、休職が決まってからはするするっとそういう肩の荷が下ろされて、後は引き継ぎようのない件をCloseしてしまえば休みに入れそうです。少しあっけない感じもしますが、混乱がないのは何よりなので良し。
肩の荷が下ろされたことで、少し体調にも変化が出てきました。相変わらず頭は痛いですし、吐き気も治まりませんが、微熱が下がり食欲が湧いてきました。まだ運動しようとかって体調でもないのですが、土日は寝込んで、月曜日は歩くのもままならなかった状況から、気分転換に散歩に出かけられる程度には回復した様に思います。
感覚的には、嵐でボロボロになった船がやっと港に着きドッグに収容された感じです。船はボロボロだけど応急処置は済まして「沈むかも」という恐怖はなくなり、これから反転して体調が回復していく希望が芽生えた状況です。
再び休職に入ってしまうほど悪化させてしまったこと、多くの人に迷惑を掛けることになってしまったこと、苦しい状況から逃げるような形になってしまったこと。色々思うところはありますし、心苦しさや申し訳なさも少なからずあります。あの時、このポジションの話を受けなければ良かったという後悔もないと言えば嘘になります。
それでも、今の状態の自分がこれ以上引っ張ったとしても、パフォーマンスも上がらなかったでしょうし、大事な時に動けなくなって更に迷惑をかけることになったと思います。これ以上メンタルの状態が悪化したときに、自分でも自分が何をしでかしてしまうか大きな不安がありました。そういう意味で、理性が効く内に、前回の休職の時以上に悪化する前に白旗を揚げることができて良かったとも思っています。
所詮は僕は会社の歯車の一つでしかなく、僕が想っている程悪い影響はないのだろうと思います。なので、一旦は他の人のことや、今後仕事で起こることを想像するのはやめて、自分が元気になることだけに注力したいと思います。しばしの休息の後、また大海原へこぎ出せるように。
お疲れ様でした!ゆっくりなさって下さい