GWも最終日を迎えてしまった。
本当はもう少し仕事をするつもりだったのだけど、結局月末の事務処理、会計ソフトへの入力をちょろっとやって、オフィスの引っ越しやらを少しばかりやった程度。
今日はこのNewsletterを書いたらプロジェクトの方の仕事をやろうと思うが・・本当は一昨日ぐらいからちゃんと働こうと思っていたが時は戻らないので、今日半日頑張る事にしよう。
努力は必ずしも報われるとは限らないが、人生何があるかも分からない
GW中にオフィスのサイズを三人部屋→六人部屋に変更した。1月から自分と社員1名でスタートした会社ではあるので、4ヶ月で3名社員が増えて、順調に事業も拡大している。
2度目の休職に追い込まれて人生どん底だった2023年3月頃の自分に見せたらビックリするだろうな・・ってぐらいの劇的な変化だと思う。将に天国と地獄。
若い頃は起業を夢見ていたのに、結婚して子供が生まれて、順調にキャリアを積み重ねていく中で「このままサラリーマンで一生を終えるんだろうな」と夢を諦めていた状況からの起業なので、本当に人生何があるか分からない。
NECで安泰に一生を終えるルートもあったのだけど、自分が心からやりたい仕事に出会ったと感じて楽天モバイルに転職し、そこで死ぬほど働いて力及ばず心身共にボロボロになって、転がり出るようにフリーランスとして働きはじめた。
多分、楽天モバイルに転職して休職に追い込まれる様な状態にまで行っていなければ、フリーランスとして独立することも会社を作ることも、家族の理解は得られなかっただろうし、自分自身が一歩を踏み出せなかったとも思う。
どういう経緯/ルートであれ、起業するという夢が叶ったことは本当に有り難いことなのだけど、起業するために死ぬほど努力したとか、不屈の精神でなし遂げたわけではないので、本当に「ラッキーだった」としか言いようがない。
とはいえ、自分としては会社の看板がなくても、プロとして信頼して対価を貰える存在でありたいと常に以下のことを心がけていた。
自分が力を発揮できる仕事に注力
自分の専門領域ではNO.1であろうと努力
良い仕事ができるよう一生懸命頑張る
常に仕事を終わらせる人であろうと意識し行動した
この20年間それなりに努力はしてきたし、漫然と働くのではなく常に自分がバリューを発揮する方法を考えて行動してきたと思う。
その間、どちらかと言えば努力が報われることの方がまれで、悔しい思いやしんどい思いの方が圧倒的に多かったと思うし、起業の夢も「叶えた」のではなく「叶った」というか「叶えさせて貰った」に近い。
頑張ったから夢が叶うとか、努力が必ず報われるわけではないけど、多分努力していなかったらチャンスに恵まれることもなかったし、一歩を踏み出す勇気も持てなかったと思う。
自分を育ててくれた先輩や上司がいて、自分を心配してくれた家族がいて、自分を信頼してフリーランスで拾ってくれたお客様がいて、自分を信じて社員になってくれた仲間がいて、それでやっと今があるわけで、本当に感謝しかないです。
努力は実りづらく人生は劇的に気には変わらない
半年以上、ダイエットに取り組んできた。
92kg→78kgなので14kg減。3月4月と停滞してしまったので、76kgから78kgに微増しているが脂肪量は横ばいなので筋力が付いたということにしておこう。(どう考えても糖質制限の甘さと有酸素運動不足)
14kg減量してみて思ったのが「思ったよりも人生は変わらないな」ということ。
いくら痩せても、筋肉を付けても、高身長イケメンにはなれないし、世の中には痩せている人鍛えている人は沢山いるわけで、やっと「普通」になれた感覚。
いや、そもそも痩せた先に何かを期待していたかと言われれば、正直「社長になったからにはちゃんと見た目にも気を配ろう」ぐらいのモチベーションだったので、人生に劇的な変化を期待していたわけでもない。
ただ、頑張って痩せた自分は偉いと思うし、痩せて筋肉がついたことで自分に少し自信が持てたり、自分のことが好きになれたり、多分テストステロンが増えたからか多少ポジティブにもなれた気がする。何より健康な状態に近づいた。
今にして思えば、他人からどう見られるかとか、人生が劇的に変わるとか、そういうのは割と些末な話だったなと。自分が好きになれたり、自分に自信が持てたり、健康になれたってのは何より大きな成果だったと思う。
後10kgぐらい落としたいので、そしたらもっと違った感想になっているかもしれないけど・・取り敢えず標準体型まで戻せた現時点での感想としてはこんな感じ。
果実を得るために頑張るのではなく、果実に相応しい自分で在れるよう頑張りたい
この年になって思うことは、何かを得るために努力するよりも、それに相応しい自分で在れるように頑張る方が良いのだろうな、ということ。
自分の場合、起業という夢を叶えられたのは18年の年月を経てだったし、20歳前後の頃に恋人が欲しくて頑張っていたけど一向に恋人が出来なかったなと。
自分に合った起業のカタチを見つけたり、機会や仲間に恵まれる状況だったりというのは自分の力や努力だけではどうにもならない。ただ、自分自身が好機に恵まれたときに準備が出来ていなければ、その好機に気付くことすらできない。
なので、夢があるならその夢に相応しい自分で在れるよう努力はしておく必要があるし、恋人が欲しいのであれば出会えるその日まで自分を磨き続けるべきであろうと思う。
叶えたい夢があるなら、夢に相応しい自分で在るための努力をコツコツやって、巡り合わせを待つぐらいの気持ちでいるのが良い。もしも、幸運にも好機に巡り会えたなら、自らの実力や努力と過信せず、その巡り合わせに感謝してその後も努力を続けるのが良いと思う。