0269 : （久しぶりに）自分の脆さを感じた

仕事のストレスが高まってきた今思うこと

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今週はちょっと駄目かもしれない。

何が原因か自分でも良く分からないけれど、気持ちの落ち込みが強い。

久しぶりにやってきた気持ちの谷。ちょっと無理をしすぎたか。ストレスを感じていたのにそれに対して何ら有効な手を打たなかったからか。

いや、この半年ぐらいが異常に元気だったのかもしれない。ただ調子の良い日が長く続いていて、自分はすっかり治ったのだと安心しきっていた。慢心しきっていた。

調子はずっと良かった。頑張りも効くようになった。去年の今頃は仕事が終わればヘロヘロで何も出来なかったのに、今は夜中まで仕事をしたり、仕事が終われば自分の活動に時間を割けるようにもなった。

ただ、そこに慢心しすぎた。ストレス源を自ら作り出し、なんとかすまいと無理を重ねた。今の自分ならパワープレイで乗り切ると、どこかで自分を過信しすぎていた。

久しぶりに無意識に左目から涙が流れた。いつか常に感じていた軽い頭痛と倦怠感とまた再会することになるとは思わなかった。今これを書いているのは、寝付けないからだ。焦りに飲み込まれず、ざわつく心を静めなければと頭で分かっているけど、どうしても気持ちが逸ってしまう。

大丈夫、あの頃とは違う。十分に心理的安全性は確保されており、落ち着いて対応していけば何も大事にはならず、十分に乗り越えられる程度に物事は順調だ。目の前の仕事に精一杯頑張ればいい。そうやって去年は、何度も谷を乗り越えてこれたのだから、今回も当然乗り越えられる。

多分、ショックだったのだと思う。心のどこかで自分は寛解していて、もう二度と気持ちの谷に落ち込むことも、身体症状が出ることも無いのだと思っていた。勿論、今の状況がうつ病と名の付く状態ほどに酷くはないことは承知している。それでもまた自分の脆さを突きつけられた事に、今は酷く動揺している。

やることは変わらない。これが今の自分と受け入れて、今の自分が100％で、ここからまた回復して、出来る事を増やしていけば良い。調子を崩したことを嘆く必要もないし、パフォーマンスが上がらないことに責任を感じる必要も無い。淡々と、自分がやるべき事を、やれるだけの力で全うするだけである。

ドラクエの命令で言えば「いのちをだいじに」。アクセルではなくブレーキを。あの頃のように頑張らないとでは無く、今の僕は十分に頑張っている。そうやって、僕は何度もこの谷を乗り越えてきたのだから、今回もあの頃のように乗り越えれば良い。

明日もまた朝起きて客先のオフィスに出社する、調子は悪くとも仕事は待ってくれない。こんな状態でもちゃんと仕事をやろうってんだから、それだけで素晴らしすぎる。偉いぞ自分、負けるな自分。ボチボチいこうぜ、自分。