念願の2回目のソロキャンプにして、初めての冬キャンに挑戦している。
設営後、ビールを飲みつつ飯を平らげ、ぼけーっと過ごしてコーヒーを飲み、ちょっと頭を動かしたいなとポメラを取り出したところ、なかなかこれが良い。
何か書きたいことがあるわけでもなく、ただ心穏やかにキーボードをたたく。何も生み出さなくてよいよと自分に言い聞かせ、思うままに指を踊らせる。
頭を空っぽにして、何も考えないようにする。自分のことを攻めたり、これからどうすればよいのだろうかと不安になったり、あれをしなきゃもっとがんばらなきゃと自分を追い込むのも一回休憩。
ここでは刻一刻と日が陰り、刻一刻と気温が下がっていく。森の静けさと、少し激し目の川の流れる音を聞きながら、ただ、たき火を眺めたり風に乗る落ち葉を目で追いかける。
癒やされるという感覚すらない、ただ今ここに自分が存在するという感覚。あれほど恋い焦がれたたき火と、自然の空気を好きなだけ思う存分独り占めしている恍惚。
冷たい夜風と暖かいたき火。真っ暗な森ときらめく炎。完璧なコントラストに包まれて暖かなコーヒーを飲みながら無心にキーボードをたたく。
ここでは暖を採るためにはたき火を強くするか、コーヒーを飲むしかない。寒いし、不便だが、心はすこぶる自由である。ここにいる間は心配事も、胸の真ん中にいつもずっしりと塊になっている不安も、すべてから解放される。
良かった。やっぱり僕はここに来るべきだったし、この完璧に満たされた時間の中で僕は少しずつ自分を取り戻すことができている。普段の満たされた生活のなかでもっともっとと自分を駆り立てる中で自分を失い、不便な非日常の中で自分を取り戻す。
きっと夜はもっと寒い。寝心地だって家のベッドには遠く及ばない。それでも僕は、ここに来たことを後悔しないだろうし、また必ずここに戻ってくるのだろう。生き延びるために、自分を失わないために。
\#森の中でたき火をしながらコーヒーを飲みつつポメラで執筆
念願の2回目のソロキャンプにして、初めての冬キャンに挑戦している。
設営後、ビールを飲みつつ飯を平らげ、ぼけーっと過ごしてコーヒーを飲み、ちょっと頭を動かしたいなとポメラを取り出したところ、なかなかこれが良い。
何か書きたいことがあるわけでもなく、ただ心穏やかにキーボードをたたく。何も生み出さなくてよいよと自分に言い聞かせ、思うままに指を踊らせる。
頭を空っぽにして、何も考えないようにする。自分のことを攻めたり、これからどうすればよいのだろうかと不安になったり、あれをしなきゃもっとがんばらなきゃと自分を追い込むのも一回休憩。
ここでは刻一刻と日が陰り、刻一刻と気温が下がっていく。森の静けさと、少し激し目の川の流れる音を聞きながら、ただ、たき火を眺めたり風に乗る落ち葉を目で追いかける。
癒やされるという感覚すらない、ただ今ここに自分が存在するという感覚。あれほど恋い焦がれたたき火と、自然の空気を好きなだけ思う存分独り占めしている恍惚。
冷たい夜風と暖かいたき火。真っ暗な森ときらめく炎。完璧なコントラストに包まれて暖かなコーヒーを飲みながら無心にキーボードをたたく。
ここでは暖を採るためにはたき火を強くするか、コーヒーを飲むしかない。寒いし、不便だが、心はすこぶる自由である。ここにいる間は心配事も、胸の真ん中にいつもずっしりと塊になっている不安も、すべてから解放される。
良かった。やっぱり僕はここに来るべきだったし、この完璧に満たされた時間の中で僕は少しずつ自分を取り戻すことができている。普段の満たされた生活のなかでもっともっとと自分を駆り立てる中で自分を失い、不便な非日常の中で自分を取り戻す。
きっと夜はもっと寒い。寝心地だって家のベッドには遠く及ばない。それでも僕は、ここに来たことを後悔しないだろうし、また必ずここに戻ってくるのだろう。生き延びるために、自分を失わないために。
いいなあ。考えまとめなきゃとかブログ記事として書こうとかしなくても、思いのままに綴ってこういうレターで流せばいいと思う。ポメラ活かしてるねえ。夜ビール飲み過ぎて冷えないようにね。