心安らかに週末を迎える歓び
年末年始から今日に至るまでの間、気の抜けない日々を送ってきました。
ちゃんと休めた休日はなく、毎日早朝から深夜まで働き、1月は400時間以上稼働し、2月も3週間あまりは休みなし。ざっと52連勤したところで、やっと休みを取ることができた感じです。
この週末も完全に休めているわけではないのですが、いくつか自社の事務的な業務をやって、貯まっていた細やかなタスクをやっつけつつ、かなりゆったりした3連休を堪能しています。
「この仕事を終わらせないとプロジェクト(あるいは自社のビジネス)が終わる」みたいな緊張感で心配で夜も眠れないとか、固形物が食えなくなるとか、そういうヤバイ身体反応に苛まれる日々からは何とか脱せられたように思います。
普通に食べれて、普通に寝れて。ちょっと運動したりもして。ここ最近は実に健康的な日々を送っています。色々崩壊したルーティーンをもう一度組み直して行かねばだなぁ。
この週末は、かつての同僚達とのランチ会を楽しんだり、子供とその友達の面倒を見てスーパー銭湯に連れて行ったりと、仕事漬けなこれまでとは打って変わってプライベートが充実しています。
僕が今堪能している心安らかな週末は、他の人からしたら平凡で退屈な何の刺激もない週末かもしれませんが、今の僕からすれば小躍りしたくなるほどに素晴らしい週末です。取り戻して気付く平凡な日常の有り難みを今、噛みしめているところです。
静かな終わりに思うこと
先週の木曜日に自分の中では一旦の区切りが付いたわけですが、それはとても静かであっけないものでした。予定していた全ての工程が完了して、誰と分かち合うでも無く「あ、終わった」という感じ。
勿論、プロジェクトとしては次のフェーズに移りますし、これからも仕事は続きます。それでも、1月から死ぬほど働いていたのは「この瞬間」を向かえる為だったわけなので、それがいともあっけなく流れ去ってしまった事に多少の戸惑いを感じました。
今回この様な状況に陥ったのは自分がまいた種だったとはいえ、何とかしてリリースに間に合わせる為に身を粉にして働き(命を削ったと言って過言ではない)、プロジェクトが崩壊するのをなんとか食い止めた割には、あまりにも静かであっけないなと。
自分が責任を持ってやっている仕事なので、別に誰かに賞賛されたくてやっている訳ではないのですが、ただ乗り越えた先で誰かの「お疲れ様」や「がんばったね」が欲しかったのかもしれません。或いは乗り越えた苦労を誰かと一緒に分かち合いたかったのかなとも思います。
多分、少し疲れているのだと思います。普通に仕事をしているならば、セルフモチベートして他人からどう言われたいと思うこともないのですが、今回は完全にOverdriveをしてしまって相当に心身共に疲弊してしまったのでちょっと他人への依存が出てしまっただけ。
こちらの記事でも書いた「クソダサい考え」がまた出てきてるだけだってのは分かっているし、それもこれも全部疲れて自制心が弱ってるからだってことも分かっています。頭で分かっているのに心が追いつかない自分の未熟さに辟易します。
あと1日、疲れを癒やし、気持ちをしっかり立て直し、自分で自分を奮起させて、次のフェーズへと歩を進めたいと思います。