前回
前々回
の続きです。
鹿嶺高原キャンプ場で迎える朝はとても気持ちが良く、チェックアウトの11時ギリギリまで涼しく過ごせたのはさすが1800m級といったところ。
モーニングコーヒーを頂きながら自然の中でゆっくり過ごし
ハンモックにゆられながらぼけーっと時間を過ごしたりしている内にあっという間に時間が過ぎていきました。登ってくる労力を考えれば、2日ぐらい滞在した方が良いんだろうなぁ・・。
高遠温泉「さくらの湯」を経由して木曽へ
鹿嶺高原から最も近い温泉が高遠温泉「さくらの湯」です。
木曽に向かう道すがら伊那谷の温泉もあったのですが、次の目的地である木曽エリアの御嶽に向かうのに最も時間的なロスが少なそうだったのと、ゆっくりサウナに入っている時間もなさそうだったのでこちらの温泉に立ち寄ることにしました。
アルカリ性単純温泉は大変良い泉質で、入った瞬間に「こりゃ肌がすべすべになりそうだ」と感じられるしっかりと温泉味を感じることができました。
広々とした休憩所でゆっくり休憩しつつ
カツ丼で元気をチャージした後、高遠を出発して木曽へ向かいました。
高遠エリア伊那市街を抜けて木曽へ
鹿嶺高原キャンプ場からさくらの湯までが1時間、さくらの湯から御嶽スキー場までが概ね2時間です。途中で給油したりスーパーで買い物をしたりなどして、16時頃に御嶽スキー場に到着しました。
伊那市外はそれほど渋滞も無くスムーズに通過できたほか、伊那谷から木曽に抜ける旧権兵衛峠のバイパス「権兵衛トンネル」のおかげでほぼ峠道/山道の類いを走ることなく木曽エリアに着くことができました。
御嶽スキー場は木曽市街から更に1時間ぐらい山道を登った王滝村にあるのですが、鹿嶺高原ほどの過酷さはなく「登れないんじゃないか」という恐怖は殆どありませんでした。ただ、べた踏み時速20km出ない坂も多少はあったので、冬場雪道だとマッシュ号は登れなさそうです。
思い出の地御嶽スキー場でキャンプ!
三日目のキャンプ地CAMP ONTAKEは僕が幼少の頃から幾度となく訪れた御嶽スキー場での営業です。長じてからは自分で車を運転してスキー場まで数回あったので、土地勘もあり、懐かしさもあり。
特徴としては
スキー場の頂上まで車で行くことができ(御嶽山の登山道入り口がある)、スキー場頂上付近のサイトは2000m超とキャンプ場の標高としては日本一
広々としたアスファルト駐車場で車中泊キャンプが可能(平坦なのって結構大事)
スキー場なのでトイレや炊事場といったファシリティーも普通のキャンプ場以上にしっかりしており、携帯の電波とフリーWifiもバッチリ、温泉や売店もちゃんとあるので安心感がありました。
光害が殆ど無く、開けており、標高が高いという星を見るのに最高の環境(今回は雨天で見られず・・またリベンジしたい)
交通の便が今一なのでとても良いキャンプ場なのにガラガラ。。
なんだかバイクのイベントとかち合ったらしく、トイレや炊事場があるセンターから少し距離がある駐車場の利用を薦められました。センターの前の崖っぷちがトイレも近くて景色も良さそうだったので、次はここに停めたい。
国道19号以外のアプローチ方法がないからか、オンシーズンど真ん中のこの時期でこのガラガラ具合。関東方面からだとちょっと遠いんですが、名古屋方面からだと近いので愛知岐阜三重辺りの方は是非!
伊那でゲットしたペールエールを飲みながら大自然を堪能。アスファルトの駐車場があるとはいえ、周囲は山と森しかない圧倒的な自然感。
夜はあいにくの雨で星が見えませんでしたが、タープでなんとか雨風をしのぎつつ子供との約束「チーズフォンデュ」をやれたのはとても良かった。スキレット使うとキャンプ飯感が凄まじい。
朝ラーメンをキメてみたり
朝コーヒーをキメてみたり・・とバッキバキにキメまくってやりました。
帰りは伊那谷で「みはらしの湯」を経由してお盆の渋滞で限界突破
4日目、後ろ髪を引かれながら御嶽スキー場を後にして、権兵衛トンネルを抜けて伊那谷に戻り「みはらしの湯」で汗を流してお盆シーズンの渋滞に突っ込みました。
みはらしの湯は温泉、サウナ共に高レベル。子供向けの遊び場も休憩場もしっかりしているので長野県に遊びに来る度にリピートしたい感じでした。(惜しむらくは空調が壊れていたのかクソ暑かった)
サウナ100度越え&水風呂14℃、土地柄外気浴も気持ちいいと非の打ち所がない感じで・・温泉も大変良い泉質で、それでいて入浴が大人600円って何か色々バグってません?
みはらしの湯から伊那ICも近く、交通の便も素晴らしい。おんたけスキー場はもちろん、伊那〜駒ヶ根エリアのキャンプ場は今後も開拓すると思うので、その際にはまたこちらの温泉に訪れたいと思います。
帰りの中央自動車道は山梨まではちょろっと渋滞があったぐらいで、概ね問題はなかったのですが、最後大月トンネル・小仏トンネルが大渋滞で、ナビが「大月から地道で帰れよ」と案内してきたので、素直に指示に従うことに。
結局15時半にみはらしの湯を出て、途中休憩と食事を挟んで22時過ぎに到着したので6時間半。休憩と食事をさっ引いて5時間半ぐらいなので、概ね+2時間といったところ。(伊那〜横浜は通常休憩込み4時間ぐらい)
まぁ、お盆シーズンに混雑することは想定の範囲内ですし、SAやPAが混雑しててもキャンピングカーならゆっくり車内で休憩することもできるので、焦らず流れに身を任せながら帰宅しました。(PAで運転慣れしていないドライバーが後方確認せずにいきなりバックしてきてキャンピングカーに逆おかまかまされそうになった以外は特にトラブルも無く)
さいごに
ということで、今回は「長野県高原ツアー」ということで、3箇所高原系キャンプ場を巡ってみました。現地に行って見ないと気づけない事も多々あり、収穫は多かったのですが、もう少し1箇所にゆっくり滞在しても良かったなぁという反省もあり。今後の車中泊旅のプランニングに活かしたいと思います。
訪れた場所